【嬉野温泉】とろっとろの温泉湯どうふが絶品の宗庵よこ長
日本三大美肌の湯の一つとして有名な佐賀県の嬉野温泉ですが、この温泉街にある名物料理をご存知でしょうか?
嬉野温泉の温泉湯どうふは漫画美味しんぼにも登場するご当地グルメなのですが、こちらの湯どうふは豆腐がとけてスープがトロトロになった一風変わった湯どうふになっています。
その秘密は嬉野の温泉水になります。
嬉野名物・温泉湯どうふ発祥の店『宗庵よこ長』
今や嬉野の温泉街ではどこのホテルでも食べることのできる温泉湯どうふですが、その発祥のお店と言われているのがこちらの『宗庵よこ長』なのです。
グルメ漫画、『美味しんぼ』にも取り上げられたことで有名で、店内にもその一コマが飾られていました。
入口には嬉野名物温泉湯どうふの写真も飾られています。
暖簾をくぐると外観同様、昔ながらの普通の食堂といった雰囲気のお店になっています。
店内はテーブル席と座敷席があり、家族連れでも利用しやすい感じですね。
メニューはシンプルな温泉湯どうふから、寄せ鍋風に具を加えた寄せ湯どうふや卵の入った月見湯どうふなどいくつかのバリエーションがあり、湯どうふ定食も用意されています。
その傍らにはさまざまな定食メニューやうどん、そば、おつまみなども用意されており、まさに食堂といった感じですね!
実は地元の方も町の食堂として利用していたりします。
また、持ち帰り用の湯どうふも用意されており、おみやげや持ち帰って自宅でも湯どうふを味わうことができます。
嬉野名物・温泉湯どうふを食べてみた。
よこ長の温泉湯どうふはバリュエーション豊富で、湯どうふのみの単品から、卵の入った月見湯どうふやよせ鍋風の寄せ湯どうふ、魚の切り身が入った魚ちり湯どうふなど沢山の種類があります。
また、ごはんなどがセットになった湯どうふ定食も各バリュエーションで用意されています。
今回は月見湯どうふをオーダーしてみました。
待つこと10分ほど、グツグツという音とともにお盆にのせられた土鍋が登場しました。
蓋を取ってみると…
グツグツと湧き上がる白濁スープに卵が浮かんだ月見湯どうふです。
左手前の皿に載せられたかつお節やねぎなどの薬味をいれ、れんげですくって食べるスタイルです。
豆腐の表面がスープに溶け出してトロトロになったスープはここ、嬉野でしか味わえません。
その秘密は嬉野の温泉水に含まれる成分が豆腐を溶かしているからなのです!
右手前にあるのは唐辛子の入ったポン酢で、好みによってこちらにつけてもOKですが、もともとスープに味がついているので、まずはなにもつけずに食べてみましょう!
意外にも食べ応えがあって驚くはずです!
私がよこ長を訪れたら必ずセットで注文するのがこちらの天ざるそば。
もともとはざるそばに茶そばを使った天ざる茶そばが嬉野らしくて気に入っていたのですが、茶そばがなくなってしまいました。
手打ちのそばなので、太さに少しバラつきがあります。(笑)
さっくりと揚げられた天ぷらが絶品で、エビ2本に季節の野菜が添えられています。
宗庵よこ長の詳細情報
宗庵 よこ長
TEL:0954-42-0563
店休日:火曜日
営業時間:10:00〜21:00